6年制になってからの就職

薬科大学を卒業するまで以前は4年制でしたが、現在は変更され6年制になりました。 薬剤師の数に対してこれまでは就職先の方が多く恵まれていましたが、6年制になったことの変化は出ているのでしょうか。

6年制になったので、2010年と2011年に薬科大学の卒業者はいませんでした。 大学生のときに薬科大学の国家試験に落ちた方などで、卒業してから受験して合格し、この2年間に就職活動をした人は、この時期は引く手あまただったかもしれません。

薬剤師の国家試験の受験資格に年齢制限はありませんので、薬科大学さえ卒業していれば受けられます。 4年制の時代の薬科大学新卒者は、約9,000人といわれていましたが、6年制に変わった影響で、16,000人近くに増加したということです。

6年制の卒業生が働き始めるのは、2012年以降になります。 薬剤師の就職人数がピークに達するのは、3年後の2015年ごろだと見込まれています。 それまでは仕事に困ることのなかった薬剤師も、2015年にはさすがに逆転する可能性もありそうです。

例えば、薬局やドラッグストアの場合は、これまでは少なくとも3名~4名の薬剤師が必要とされてきました。 ドラッグストアが開店している時間帯は、だいたい10時~20時くらいのところが多く、休業日なしで営業しているところばかりです。

薬剤師は常駐していなければなりませんので、ローテーションで交代に休みを取ります。 1日あたり8時間勤務、休日は週に2日とすると、1つの店舗に3名~4名は必要になるのです。 景気が悪かった時代にこの人数ということであり、これからはわかりません。

景気が上向きそうな流れにあるので、雇用人数に余裕を持ちたいと考えるオーナーさんが増えることも、期待できるのではないでしょうか。現在よりさらにドラッグストアや薬局の店舗が増加して、雇用枠がうまく増えれば、薬科大学が6年制になったことなどなど関係なくなるかもしれません。

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